6月26日会員早報:米国5月コアPCEが3.4%に上昇し、2023年以来の最高値に AIの「メモリ不足」でAppleが大幅値上げ
1、【米国5月コアPCE、3.4%に上昇し2023年以来の最高値を記録】米東部時間6月25日(木)午前8:30(UTC+8)、米国経済分析局(BEA)は5月のPCE価格指数を発表した。食品とエネルギーを除いたコアPCEは前年同月比3.4%上昇し、4月修正値の3.29%を上回り、2023年秋以降で最高となった。全体のPCEも前年同月比4.1%上昇し、2023年4月以来初めて4%台を回復した。いずれも市場の予想(6月ドットプロットで上方修正済み)と一致した。
2、【AI「メモリー不足」でAppleが大幅値上げを実施】6月25日(UTC+8)、AppleはiPadおよびMacシリーズの価格を引き上げた。背景にはAIブームによるメモリー・ストレージチップコストの上昇を消費者に肩代わりしきれなくなったことがある。Apple公式サイトの更新後の価格を見ると、512GB版MacBook Airは1,099ドルから1,299ドルに、1TB版MacBook Proは1,699ドルから1,999ドルに、128GB版iPad Airは599ドルから749ドルへと急上昇——後者は25%の値上げとなる。全体として各モデルの価格は約15%〜25%の上昇で、Apple公式見解では「最大約2割」の値上げとなっている。一方、同社最大の収益源であるiPhoneは価格据え置きとなった。
3、【Micronガイダンスが市場を驚かせる】6月24日の米国株式市場終了後(UTC+8)、Micronは2026年度第3四半期(3〜5月)の業績を発表し、売上高・利益・粗利益率の全てが記録を塗り替え予想を大幅に上回った。さらに重要なのは、同社が次四半期のガイダンスを引き上げたことで、AI主導の利益急増がまだピークに達していないことを示唆している。決算発表後、Micronの株価は時間外取引で一時15%以上急騰、夜間では最大約19%の上昇、翌営業日には約17%の上げ幅で、時価総額は1兆3,000億ドルに迫った。
4、【Amazonがインドに再投資強化】Amazonは木曜日、2030年までにインドのAIおよびクラウドインフラ拡張のために追加で130億ドルを投資すると発表した。この追加投資により、2026年から2030年にかけてのインド投資計画の総額は480億ドルとなり、そのうち210億ドル超がAIとクラウド分野に直接投入される。
5、【米国第1四半期GDP確定値が予想以上に2.1%へ上方修正】米国商務省が木曜日(6月25日・UTC+8)に発表したデータによると、本年第1四半期の国内総生産(GDP)確定値(第3回推計)は年率換算で2.1%増となり、第2回推計の1.6%から0.5ポイント大幅上方修正された。これはエコノミスト予想の1.6%も上回り、世界最大の経済が昨年第4四半期の0.5%の低迷から明確に回復したことを示している。
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