ウォール街と呼応して、野村(NMR.US)も株式市場の熱狂の中で「大儲け」:第2四半期の四半期利益が過去2番目の高さを記録、株式取引収益が83%急増
株式市場の取引ブームに後押しされて、日本最大の証券会社である野村ホールディングスは、優れた業績を示しました。
ジトウ財経APPによると、株式市場の取引熱の高まりを受けて、日本最大手証券会社の野村ホールディングス(NMR.US)が素晴らしい業績を発表しました。
同社が水曜日に発表した決算によると、2024年度第1四半期(6月30日まで)の純利益は前年同期比39%増の1456億円(約8億9千万ドル)となり、市場予想の1115億円を大きく上回りました。これは2002年以来の四半期最高益となり、同社史上2番目の水準です。
今回の好業績は、野村が前年度から続けている好調ぶりを裏付けており、グローバルな資本市場の活況が大手金融機関に多大な恩恵をもたらしていることを改めて証明しました。
株式取引収入が過去最高を更新、ホールセール事業が全面的に強化
野村の今期決算で最も際立ったのは株式取引部門です。決算内容によると、株式部門の収益は前年同期比83%増の1794億円と過去最高を記録しました。この好業績は、日本国内外で複数のポジティブ要因が重なったことに支えられており、GS.US(ゴールドマン・サックス)などウォール街の大手とも歩調を合わせたかたちとなっています。以前、中東の緊張によるサプライチェーンの混乱や、AI投資ブームによるボラティリティの高まりにより、ウォール街の銀行においても株式トレーディング収入が新記録を打ち立てていました。

グローバルマーケットおよび投資銀行部門を含むホールセール事業は、今期総収入が前年同期比41%増となり、2010年4月の部門設立以来の最高水準となりました。このうち、債券部門の収入は12%増、投資銀行部門は33%増の504億円となり、過去の第1四半期としては最高を記録しました。
野村のCFOである森内博之氏は記者会見で、同社が保有するファイナンス関連取引案件が前年同期に比べて大幅に増加しているものの、地政学的リスクの不透明感から一部の案件は遅れる可能性があると警告しました。
さらに注目すべきは、ホールセール部門でのコストコントロールが成果を挙げていることで、主なコスト・インカム比率が前四半期の86%から75%へと大きく改善しました。
ウェルスマネジメントが引き続き好調、海外事業の税引前利益が過去最高に
日本国内のインフレによって預金が目減りし、個人投資家がより高いリターンを求めているなか、野村が富裕層でトップシェアを誇るウェルスマネジメント部門は引き続き安定した収益源となっています。同部門は今期収益が前年同期比37%増となり、4期連続で増加。特に継続的収入は過去最高を記録しました。税引前利益も前年同期比83%増の711億円と急伸しました。
海外部門については、ヨーロッパ部門が暗号資産事業などの影響を受けて3四半期連続で税引前赤字となったものの、海外全体では依然として好調を維持。今期の日本以外の地域の合計税引前利益は752億円で、過去最高となりました。
森内氏は「この業績の全面的な回復は、有利な市場環境だけでなく、長年実施してきた構造改革の結果でもある」と強調しました。
野村の現在の好業績は、長期的な経営改革の成果でもあります。CEO奥田健太郎氏の指導のもと、同社は長年にわたり株式ビジネスの拡大、特に取引執行サービスの強化を優先戦略とし、伝統的な債券取引への依存を減らし、市場サイクルの影響を受けにくい「継続的なフィー収入」を生む安定した収入源の構築を目指してきました。
同社の利益成長プランによると、ホールセール部門は今後5年間で株式取引収入をさらに20〜30%増やすことを目標に掲げています。
株価の動きに目を向けると、決算発表当日に東京市場で野村ホールディングスは前日比0.1%上昇、年初来で21%の上昇となっています。ただし、ライバルの大和証券(DSEEY.US)が34%上昇、日本3大メガバンクが鮮やかな成績を見せる中では、やや控えめな上昇にとどまっています。
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