高物価が減税案を促す!日本、食品消費税の大 幅引き下げを検討 財政・インフレリスクが高まる
日本の前首相や他の党関係者が減税の財源確保に懸念を示して反対しているものの、与党自民党(LDP)は食品への消費税課税を停止する案を予定通り進めている。
ジートン財経APPによると、日本の前首相や他の党内幹部が減税の財源を懸念して反対を表明しているにもかかわらず、日本の与党自民党(LDP)は、食品に対する消費税課税を一時停止する案を予定通り推進している。自民党税制調査会の会長・小野寺五典は、月曜日に党内議員との会合後、「現在、多くの国民が生活コストの上昇に苦しんでいる。我々は、実質的に消費税率をゼロにする仕組みを設計し、選挙で掲げた公約を実現したい」と述べた。
高市政権によるこの減税押し進めの背景には、日本が深刻な生活コスト危機に直面していることがある。日本のコア消費者物価指数(CPI)は58カ月連続で前年比上昇している。2026年6月、コアCPIは前年比1.6%上昇し、その伸びは拡大し続けている。食品価格が物価上昇の主な要因となっており、生鮮食品を除いた食品価格は前年比3.1%上昇した。その中でコーヒー豆、マグロ、弁当の価格はそれぞれ23.3%、17.9%、10.6%も急騰している。
同時に、日本の経済見通しは陰りを増している。内閣府は7月30日、2026年度の実質経済成長予測を1月時点の1.3%から大きく下方修正し0.9%とし、個人消費の成長も1.3%から0.9%へと引き下げた。9割を超える世帯が、今後1年間で物価がさらに上昇すると見込んでおり、49.9%の世帯は経済状況が悪化すると予測、これは2008年12月以来最高水準だ。
高い物価と経済の低迷という二重苦の中で、高市早苗の支持率は下落を続けている。7月の最新調査によると、その支持率は50%を下回った。アナリストは、高市氏が減税を強行しているのは下がり続ける支持率を挽回するためであり、「目先しか見ておらず、全体像が欠如している」と批判されている。
党内の一部議員は明確に反対意見を表明しており、主な懸念は日本の財政持続可能性に関するものだ。会合を主催した自民党のベテラン議員後藤茂之によると、発言した議員のうち65人が賛成、9人が反対、1人が中立だった。
それでも党内の反対の声が減税案の推進力を揺るがす公算は小さいと見られる。前総務大臣の村上誠一郎は「明確な財源がない中でこの政策を実施するのは、日本の財政状況にとって非常に憂慮すべきことだ」と語った。
元首相の石破茂も、税収の穴埋めについて懸念を表明した。会合後に「仮に一時的な財源があるとしても、それが安定財源と見なせるのか?」と述べ、少子高齢化による社会保障費が急増していることを強調した。
国際社会でも日本の財政状況への懸念が高まっている。S&Pグローバル・レーティングは今年1月の時点で、高市首相が掲げた食品減税案は日本の財政収入を圧迫し、長期的に財政を損なうと警告していた。2月には国際通貨基金(IMF)が日本に対する第4条協議を終え、「当局は消費税減税を回避すべきだ。これはターゲットを絞った施策ではなく、財政余地を侵食し、財政リスクを悪化させる」と明確に勧告した。
さらに憂慮すべきは、日本銀行の植田和男総裁が明確なタカ派姿勢を示し、インフレリスクが予想を上回る場合は利上げペースを加速する可能性を警告したことだ。「高物価・高金利・高債務」という新常態のもと、減税による財政拡張と日銀のインフレ抑制の政策が明らかに「ズレ」を生んでいる。
小野寺五典は減税案の具体的な推進方法を決定する予定で、この決定は今週中に自民党幹部レベルで承認される見込みであり、首相・高市早苗が設定した「8月初旬に結論を出す」というタイムラインに合わせる方針だ。
現行案では2027年4月から食品消費税を現行の8%から1%に下げ、期間は2年間とされている。このため、年あたり4兆円(約255億ドル)超の税収減が見込まれる。
減税期間中の2年間、政府は低所得世帯向けに現金給付の仕組みを構築し、その後の税率引き上げ時の影響緩和を図る方針だ。
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