欧米の強さ対決:EURにはさらなる上昇余地があるのか?
Morning FX
先週、EURUSDは2本連続の大陽線で150pips上昇し、まさにこれから上昇しそうな勢いを見せました。しかし、テクニカル面では100日および200日移動平均線が上値を抑えており、今後もEURUSDに上昇余地はあるのでしょうか?
1. ユーロが短期的に強い理由
今回のEURUSDの上昇は、ファンダメンタルズ、ニュース、政策の3つの要因が共に後押ししています。
ファンダメンタルズにおいて、5月の米国とイランの停戦合意以降、欧州経済の見通しが大きく改善し、米欧のシティ・エコノミック・サプライズ・インデックスの差が急速に縮小しました。また、最近の衝突再発の影響もほとんど受けておらず、上昇基調はEURUSDの為替レートの上昇速度を上回っています。
ニュース面では、7月25日に伝えられた米国とイランの一時停戦合意により、国際原油価格が再び90ドル未満まで下落し、ユーロの下落リスクが大幅に軽減されました。ただし、当時は市場がFOMCのタカ派姿勢を懸念したため、好材料はEURUSDのレートに十分織り込まれていませんでした。
政策面では、先週の米日両国による円相場への協調介入と米ドル売却が、ユーロをはじめとする全ての非米通貨に間接的にプラスとなりました。これは意図的なライン引きでしたが、結果的にEURUSDのテクニカルには理想的な「W」ボトムが現れました。

3. 見解まとめとトレード戦略 - 短期的なユーロ上昇は ファンダメンタルズ、ニュース、政策面の影響によるものですが、中期的な更なる上値ブレイクの論拠は今のところ見当たらず、 1.15〜1.16は現時点で「好材料の織り込みゾーン」であり、「トレンドの始点」ではありません。 今週金曜日の米雇用統計がEURUSDの上昇継続か、好材料が出尽くしての反落かに注目です。
- トレードでは、1.1550付近で短期的・戦術的にユーロをショートすることも可能で、通貨ペアはEURUSDまたはEURCNYが選択肢となります。万が一 ユーロが大幅上昇するリスクが気になる場合、 3か月以内のEURUSD 25D RR購入でヘッジすることが可能です。





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