EUR/GBP価格予想:さまざまなモメンタムシグナルがさらなるレンジ相場を示唆
ユーロ(EUR)は金曜日に英ポンド(GBP)に対してやや上昇していますが、過去10営業日間で価格変動は狭いレンジに収まっており、0.8500を下回った7月中旬の反発が、多数の移動平均線の密集下で勢いを失いつつあることを示唆しています。記事執筆時点で、EUR/GBPはおよそ0.8575で取引されています。
Rabobankのストラテジストは、「今年のイングランド銀行(BoE)が政策を据え置くという市場の見方の変化」と、「10月予算を前にした高まりつつある神経質な雰囲気」が、「夏の終わりに向けてポンドに下落圧力がかかる余地がある」ことを示唆していると論じています。この文脈において、同銀は「0.8550付近まで下げた際のEUR/GBPの買いを推奨」するとし、「直近高値である0.8588付近を上に抜ければ、さらに上昇余地が広がる可能性がある」と述べています。
テクニカルの観点では、0.8584にある50日単純移動平均線(SMA)が直近の上値を抑えています。この水準を明確に上抜けると、100日SMAの0.8630、その後は200日SMAの0.8675が意識されます。
モメンタム指標はまちまちなシグナルを示しています。相対力指数(RSI)は54で、やや強気のバイアスを示す一方、移動平均収束拡散指標(MACD)は引き続きプラス圏です。ただし、グリーンのヒストグラムの減少は、直近の回復が移動平均線を明確に上抜けるほどの十分な勢いを欠いていることを示唆しています。
下値では、直近のサポートは0.8550の水平水準、その次が0.8500の心理的節目となります。ここを明確に下抜けると、年初来安値の0.8455近辺が視野に入ります。
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