金の上昇幅が拡大!またFRB高官がタカ派発言:「今年はインフレ抑制のため追加利上げが必要かもしれない」、現時点の金融環境は依然として緩和的
出典:财闻(財聞)
金利スワップ市場の動向によると、トレーダーは年末までにFRBが1回利上げを行う確率が85%に上昇し、期間別の米国債利回りが全面的に上昇しています。
ロイター通信の報道によると、ダラス連邦準備銀行の総裁ローリー・ローガン(Lorie Logan)は6月3日、力強い経済成長と企業利益の「活発な」兆候により、FRBは今年中に利上げを実施し、インフレ率を2%の目標に引き下げる必要があるかもしれないことへの懸念を示しました。ローガンのタカ派的な発言は、ケビン・ウォーシュ(Kevin Warsh)が初めてFRBの政策決定会議を主宰する2週間前に発表され、インフレ圧力が高まる中、彼の新しい同僚たちも、中央銀行がインフレ抑制のためにさらなる措置を取らなければ、インフレ圧力は緩和しないと考える人が増えています。
ローガンは、人工知能(AI)投資の活況が需要を刺激しているものの、生産性の向上によってインフレを低下させる可能性は現時点で実現していないと述べました。
ローガンは、エネルギー価格の上昇が低所得層に特に大きな影響を及ぼしているにもかかわらず、消費者支出は依然として堅調であると指摘しました。彼女は「これらの状況は、金融政策が経済を抑制していないことを示唆しています」と述べ、同時にインフレ率が上昇しており、昨年の関税引き上げや今年のイラン戦争による原油価格の高騰、その他複数の要因が影響しているとしています。
ローガンはテキサス州エルパソでのスピーチ原稿の中で、一連の基礎的なインフレ指標を見ると、インフレは米連邦準備制度の2%目標へ完全回帰するのではなく、中間値の2%に向けて落ち着きつつあるように見えると述べました。そして「今年後半には、物価の安定を完全に回復し、FRBの二重の使命のバランスを適切に取るために、さらなる利上げが必要になるのではないかとますます懸念しています」と話しています。
6月4日、記事執筆時点で、スポット金価格は日中で上昇幅を1%に拡大し、1オンスあたり4,478.44ドルとなっています。現地時間6月3日、国際金価格と銀価格は下落し、終値ベースではニューヨーク商品取引所8月引渡しの金先物価格が1オンスあたり4,466.90ドルで、下落率は1.17%。7月引渡しの銀先物価格は1オンスあたり73.694ドルで、下落率は2.46%となりました。
同日、FRBの「ベージュブック」では、エネルギー価格の上昇がインフレ率の押し上げ要因となっていることが示されました。FRBが発表した全米経済状況調査報告書によると、米国の多くの地域で経済活動は小幅から緩やかな成長を維持したものの、消費支出に差異が現れ、インフレ圧力は高まっています。報告書では、中東情勢の緊張に伴うエネルギーコストがインフレの主因となり、さらに輸送、包装、食品雑貨、肥料などの分野にも波及していると指摘されています。
また、CME「Fedウォッチ」によると、6月にFRBが金利を据え置く確率は98%、累計25ベーシスポイントの利下げ確率は1.6%です。7月に据え置く確率は90.2%、累計25ベーシスポイントの利上げ確率は8.4%、累計25ベーシスポイントの利下げ確率は1.4%となっています。
編集責任者:朱赫楠
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